万能感や自己肥大
便利な世の中と、娯楽が飽和した社会の中で、人の万能感や自己愛は、かなり肥大してるんじゃないか。
たとえば、「わたしはたまに石田ゆり子に似てる」と言われる人がいたとしても、 石田ゆり子さん以上に美しいというわけでもない。
ある種、自惚れや、自己愛というのは、
自分自身への栄養にさえなっている気がする。
そんな社会の中で、他人から評価されることは、ますます難しくなるだろう。
なぜなら、
ある種みんなが、
「自分自身を評価してほしい」という病におかされているからだ。
かわいいね、かっこいいね、頭いいね、お金あるね、つよそうだね、美人だね。
こういった言葉を、
誰もが待ち構えてる。
さらに言えば、自分自身が一番で、
他人は、踏台になるのが、
自己愛社会だろう。
草食化や、晩婚が、さけばれてるが、
自己愛が、肥大化してるんだろうな。
豊かな社会は、
自己愛な人を、増やしてしまったんだろう。
他人からみたら、私もゴミも、変わらないという事実。だから、愛なんて探してもなくて、
あるのは自己愛だけなんだよね。
こういったカラクリがみえてくると、
なかなか面白いし、
まぁみんな、自分自身に関心がつよいといえそうだ。
性的な堕落や、便利な社会は、
万能日本をつくりだろうとしてる。